ローカルアクション 地域と協力の向こう側

本気な地域おこし協力現場から最先端の魅力と課題をシンプルに綴ります

日本の「人口重心」やや南南東へ移動

こんにちは、岐阜県非公認キャラの地域おこしの「ひげりん」です

いつもご愛読ありがとうございます。

 

昨日8月8日に総務省の発表があり、2015年の国勢調査に基づいて計算した日本の「人口の重心」は、岐阜県関市中之保と発表がありました。

 

そもそも人口重心とは?

我が国の人口の1人1人が同じ重さを持つと仮定して,その地域内の人口が,全体として平衡を保つことのできる点をいいます。さらに詳しく紐解きたい方は

統計局ホームページ/統計トピックスNo.61/我が国の人口重心

 

私が会社の拠点をここ(関市の武儀地域)に置いた魅力の一つにもこの日本の人口重心地、岐阜の中心でもあるという点は大きいです。もう少し詳細を+しますと下記も加わります

・日本の人口重心地、岐阜の中心で全国、東海エリア、ぎふ県内からアクセスのよい地

・人も子供も若者も減り進む今「日本の真ん中で人の重さを今一度、測りなおしたい」

・「地域おこしのヨロズ支援拠点」に

・地域おこし協力隊の小さくともゆるぎないプラットフォームをつくる

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上記のような想いと計画と戦略が集結しています

 

このような発表を受け

尾関市長は関市が「日本のまん真ん中であることが示され、人口重心地であることを市のPRツールとして活用したい」と語り

新たな人口重心の近くに住む地元住民は「人口重心と言われても、ここではめっきり子どもがいなくなり、人口が減っているので複雑な気分」と話す

 

課題は、子どもが減り国立大学倒産の危機、 オリンピックの翌年からは女性の2人に1人が50歳以上に、介護離職問題、企業の人材不足と人件費がピークを迎え経営難、3人に1人が65歳以上の超高齢者大国へ突入、全国の住宅の3戸に1戸が空き家化など、取り上げればきりがないのは良くわかります。

ただ、自治という観点からみると人が減るという現象をどう捉えるか?から大きな分かれ目になるのではないでしょうか?ビジネス的な観点だとコストダウン型と価値創造型、または両者をどう組み合わせるかみたいな感じです。

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地域の将来より自分の現在しか興味関心のない人でも数だけはたくさんいれば良いのか?地域の将来も自分(子孫)の未来と同じように考え行動や選択、時には踏みとどまることの出来る人の割合が多い地域だと持続可能なのか? 質より量、量より質・・・

私は量より質以外に展望はないと感じています。個人差はあるにしろ、人は死ぬまで成長できる伸びしろがあるからです

 

人口重心地という特性を最大限に活かし、多様な交流を促進させ地域内にないものを補う作戦もありですし、人口重心地なのに何で若者も子供もいなくなってしまったのだろう?と今一度、本質的な課題を追及、共有、地域なりの解決の糸口を探るきっかけにしてもこれまた成長

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コンクリートジャングル(たとえも古いですが)東京から岐阜の過疎地方に移り住み7年、今後もその伸びしろを伸ばすお手伝いを持続発展豊かなビジネスモデルで実践していきますので応援よろしくお願いしますm(..)m